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こんにちは、パーソナルトレーナーの北村こうきです!
いつも最後まで記事をお読み頂き、ありがとうございます!
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『タンパク質』が身体に良いことは段々と広まってきていますね。
生物を構成する重要な成分である『タンパク質』。
人の身体は60〜70%が『水』と言われおり、その次に身体の多くを占めるものが『タンパク質』と言われています。
- 筋肉
- 皮膚
- 臓器
など、私たちの体を構成するものの大部分はタンパク質からできています。
そのため、タンパク質を食品から摂取することが健康な体を保つために重要です。
そのタンパク質の中でも『植物性タンパク質』と『動物性タンパク質』があることをご存知でしょうか?
今までタンパク質の種類を気にせず摂っていたならば、
「植物性タンパク質と動物性タンパク質、どっちを摂った方がいいの?」
と疑問に思う方も多いはず。
今回は、「植物性タンパク質」と「動物性タンパク質」のそれぞれの長所・短所を紹介します!
「植物性たんぱく質」と「動物性たんぱく質」の違い
「植物性タンパク質」と「動物性タンパク質」の、それぞれの
- 長所
- 短所
をご紹介します。
【植物性タンパク質】:植物からとれるタンパク質
植物性タンパク質は、文字通り植物からとれるタンパク質。
一番有名な植物タンパク質は「大豆」です。
大豆以外にも、
- 豆類
- 穀物
- 野菜
- ナッツ類
などにも含まれます。
植物性タンパク質の【長所】
植物性タンパク質は、脂肪をほとんど含んでいない、または動物性タンパク質よりも少ないものが多いのが特徴。
低脂肪・低カロリーの食事を摂ろうとした時には理想的なタンパク質です。
また、植物性タンパク質には「水溶性ビタミン」「食物繊維」を含んでいるものも多く、エネルギーを効率的に生産・活用することができます。
植物性タンパク質の【短所】
植物性タンパク質には、動物性タンパク質に比べるとタンパク質の含有量が少ないものが多いのです。
また、炭水化物を多く含むものもあり、糖質制限などで糖質を気にする場合には向かないものもあります。
【動物性タンパク質】:魚介類を含む動物由来のタンパク質
動物性たんぱく質は
- 肉
- 魚
- 卵
など、魚介類を含んだ動物からとれるタンパク質です。
動物性タンパク質の【長所】
動物性タンパク質は、少量でもタンパク質の含有量が多く手軽にタンパク質を摂取できます。
炭水化物は含まれていないものがほとんどなので、糖質を気にする方にはお手軽です。
動物性タンパク質の【短所】
動物性タンパク質には脂質が多く含まれているものが多いです。
必要な量のタンパク質を全て動物性タンパク質から摂ろうとすると、脂肪を過剰に摂取することにもなりますので、注意が必要です。
「動物性タンパク質」と「植物性タンパク質」の摂取バランス
上記の説明で、
- 植物性タンパク質だけでは、タンパク質不有量が少なめ
- 動物性タンパク質だけでは脂肪の過剰摂取につながる
ことがお判り頂けたと思います。
ということは、「植物性たんぱく質」と「動物性たんぱく質」の両方を摂取した方が良いということになりますが、摂取する比率は色々な考え方があります。
身体の作りから考えると、半分は植物性タンパク質、残りを動物性タンパク質にすれば、脂質は最低限に抑えることができるでしょう。
「動物性タンパク質」「植物性タンパク質」バランス良く摂って健康的に!
タンパク質は、炭水化物・脂質とあわせて『三大栄養素』と呼ばれています。
人の筋肉や臓器、体内の調整に役立っているホルモンの材料となるだけでなく、エネルギー源にもなっている必要な栄養素なのです。
タンパク質が身体から不足してしまうと、筋肉量の減少や、肌・髪のトラブル、集中力の低下などに繋がりかねません。
今回は植物由来の「植物性タンパク質」と、動物由来の「動物性タンパク質」それぞれの長所と短所をご紹介しました。
<植物性タンパク質>
【長所】
- 低脂質なものが多い
- 水溶性ビタミンが含まれるものが多い
【短所】
- タンパク質含量は少なめ
- 炭水化物も含まれる
<動物性タンパク質>
【長所】
- タンパク質含有量が多い
- 炭水化物がほとんど含まれない
【短所】
- 脂質が多め
どちらもバランスよく摂って健康的に過ごしたいですね^^
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
パーソナルトレーナー/からだカレッジライター
北村 こうき
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