トレーニングと言う言葉を聞くと、どんなことを思い浮かべますか?
- 筋トレ
- 辛い
- 面倒
- 時間と金がかかる・・・
など思い浮かぶことでしょう。
確かに、筋トレは筋肉を極度に使うというイメージがあります。
ダンベルなんか普通のお家にはありませんよね。
スポーツクラブに入るのもお金がかかるし、通うのもなかなか面倒です。
トレーニングの必要性
でも、よく考えてみて下さい。
日常生活の中でどれほど体を動かしているのかを・・・。
日常生活の中では動いていても、ほとんど同じ部位しか動かしていないことになります。
電車に乗り遅れそうになって、ダッシュをすることがあっても頻繁ではないし、たまに重い荷物を持ったとしても、限界までいくことはありませんよね。
使わない部分があると、そこは年齢とともに、だんだんと動かなくなってしまいます。
トレーニングを行うことによって、日常生活では使わないからだの部分を動かし、バランスのとれた体を手に入れることできます。
年齢を重ねても自分の足で歩き、健康でいるためにトレーニングをすることは大切なことです。
第1歩は緩めること
では、何から始めたら良いでしょう?
トレーニングだからと言って、最初から筋肉をつけようとしたり、無理なストレッチはかえって体を壊します。
まず体を緩めることが大切です。
普段の動作で本当によく頑張っている筋肉はどこだと思いますか?
実は、食事をする時に使う噛む筋肉の部分です。
食事の時はもちろんですが、重いものを持ったり、立ったり座ったり、
気が付かずに奥歯を噛みしめていることもありますよね。
結構知らないうちに、かなり固くなっています。
ここの筋肉が固まってくると、強い力で首の上の方や肩の筋肉をひっぱり、肩の筋肉が背中の筋肉をひっぱり、腰の筋肉をひっぱりと、まさに全身に影響を及ぼす可能性も出てきます。
まずは、頭に近い噛む筋肉を緩めることから始めて下さい。
噛む筋肉を緩めるためには?
緩め方を知る前に少し理論的なことをお話しします。
これを少しでも頭の隅にいれておくと、より効果が出やすくなります。
人間の体は動かす時、血液中のリンパ液から栄養をもらいます。
そして体を動かすと、老廃物が発生します。
老廃物をリンパ液が運び去って体の外に出す働きをしてくれます。
ところが、筋肉が固くなると老廃物の出口がつまり、老廃物が排出されない状態が長く続くとこりや痛みとなって体に現れてきます。
ただしリンパ液自体は常に流れているので、流そうとする必要はありません。
出口の蛇口さえ作れば、勝手に流れていきます。
少し難しい話になりますが、ここでいうリンパ液とはリンパ管の中を流れているものでけではなく、細胞の一つ一つにまで入っていくリンパ液(間質リンパ液)のことをさしています。
細かい網目状の細胞膜を通過して細胞に栄養やエネルギーを運び、老廃物をつかまえて、再び細胞の外に運び出してくれる役目があります。
ここで大事なことは、ごく弱い圧(20g以下)で行うことです。
脳は強い力を加えると、次はより強い力を欲して際限なく力を強くしないと反応しなくなります。
逆に微弱な力に対しては、感じようとして学習するので、次は短時間で反応してくれます。
これを踏まえて、緩めることを行うことが大切です。
実施方法
それでは、実施の方法です。
◆まず右側のほほの部分に軽く左手をおいて、ゆっくり3回深呼吸します。
◆その後左腕をだらんと下に垂らしたままゆらしてください。
◆これを3回ほど繰り返して左手をほほから離してください。
何かしら右側のほほに感じるものがあれば大成功です。
ほほの下にある筋肉が緩んでいる証拠です。
筋肉が緩むと、細胞に十分な栄養がいきわたり筋肉はふわふわの状態になります。
すると、その上にある皮膚には張りが出てきます。
これで脳が学習したので、反対側は短い時間で緩みます。
もし、難しければ、手を軽く触れて深呼吸だけでも効果があります。
とにかく無理に伸ばしたり、揉んだりしないことが重要です。
そして、筋肉が緩み、今まで固まった筋肉に引っ張られていた骨も、本来あるべき正しい位置に戻ってくるのです。
これなら、座ったままで、家でもできますよね。
そうした状態を作ってからトレーニングを行えば効果も表れやすくなります。
ぜひ皆さんもトレーニングの前に やってみてくださいね!
参考資料:さとう式リンパケア
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