【連載】マッサージ師が教える血流を良くする生活上のコツ4つ

前回の投稿では、背骨に焦点を当てて、簡単に出来るセルフケアをご紹介させて頂きました。

前回の記事>>【連載】マッサージ師が教える血流を良くするための知識と運動方法〜背骨編〜

今回の投稿では、【血流を良くする生活上のコツ】をお話していきたいと思います。
なお、私達マッサージ師にとって血流は【コリ】と切っても切れない関係にあるので、一緒にお話していきたいと思います。

 

そもそもなぜ血流なの?

血液の流れの事をここでは【血流】という言葉に変えてお話を進めていきます。
血液には様々な働きがありますが、その中でも重要なのが【身体の様々な組織を栄養すること】です。
血液がない状態では、筋肉も内臓も栄養されなくなって、正常な活動が出来なくなってしまいます。

例えば筋肉においては
血流が悪くなる→筋肉が硬くなる→動きが悪くなる→更に血流が悪くなる→…
といった悪循環が出来てしまいます。
こういった流れで出てきてしまうのが【コリ】という存在です。

私たちマッサージ師は施術によって血液を流す(=血流を改善する)ことで筋肉や関節の働きを改善していきます。
このため、いかに血流を良い状態に保っていくかは、私達にとって重要事項となっています。

入浴でのポイント

毎日行っていることのために、軽視しがちな入浴ですが、うまく使うと血流改善に非常に効果的なツールとなります。
というのも、温度による刺激は血流にとって非常に重要な要素となるからです。
血流を良くするためのポイントになるのは【温度】と【時間】の2つです。

・温度

一言で言うと、温度が高すぎない事です。
例えば、42℃を超えるような熱い温度では身体の深部にまでうまく熱が到達しません。
分厚いステーキを中まで火を通すには…?と想像してみるとわかりやすいかもしれません。
目安として39℃〜40℃辺りが適温と言えます。

・時間

短時間での入浴では、やはり身体の深部にまで熱が到達していきません。
じっくりと温めるためには、15分〜20分程度の時間が必要になってきます。

ちなみに、マッサージと入浴は相性抜群です。
どちらも血流を改善する働きがあり、入浴によって皮膚の柔らかさが促進されたり、むくみも軽減されるため、何もしていない状態で受ける時に比べマッサージの効果を引き上げてくれます。

実際の取り入れ方としては、当日、施術前に済ませる、あるいは前日に普段よりもしっかりと入浴をする、スーパー銭湯を活用するといった所でしょう。
機会があればお試し頂きたいと思います。

 

食事も実は重要

皆さんは普段の食事について、どのような意識を持っているでしょうか?
実はこの食事も血流を考える時には必須の話題です。
私たちが口から取り入れた食物を消化してくれる内臓も、基本は筋肉で出来ています。
ということは、身体の筋肉に疲労が溜まっていくように、内臓だって疲労を溜め込んでもおかしくはないはずです。

コリという存在との関係は以下のような関係です。
内臓の酷使→神経によって情報が伝わる→関係する場所の血流が悪くなっていく→コリができる
こんな身体の反応がある事に驚く人もいるかと思います。こういった場合、コリができる場所はその内臓の裏側辺りに出ることが多くなっています。

では、こういった状況を生み出してしまう食習慣の例を挙げてみましょう。
【暴飲暴食】
【甘いものの食べ過ぎ】
【偏食しがち】
【噛む回数が少ない】

上に挙げた習慣と逆の事は、血流にとって良い習慣と言えます。
【腹7分】
【間食をあまりしない】
【バランス良く食べる】
【しっかり噛んで食べる】

今回は細かい食事法については触れていませんが、食事も血流にとって重要ということを知って頂けたらと思います。

 

ラジオ体操

運動についても触れていきます。
今回オススメするのは誰もが知っている【ラジオ体操】です。
ラジオ体操の特徴は【大きな負荷がかかることがない】事にあると思います。
リズミカルな運動によって、筋肉のポンプ作用という血液を送り出す働きを促進してくれます。
まず何からやろうかと悩んでいる方は、ここから始めてみるのもありではないでしょうか?

「炭酸」で血流アップ

ありふれた存在でもある炭酸ですが、血流に対しては非常に心強い味方になってくれます。
炭酸には血管を拡張させる力があり、これによって血流を良くしてくれる効果が期待できます。

イメージは、血液の通る通路を拡げてくれるという感じです。
オススメは炭酸泉です、私も疲労が溜まった時には利用していますが、身体の隅々まで血液が回っていく感じがやみつきになります。

 

今回は血流をメインに、コリも関連してお話させて頂きました。
次回は【痛み】というテーマでお送りしたいと思います。

第1話【連載】マッサージ師が感じた健康作りへの近道とは!?
第2話【連載】マッサージ師が教える血流を良くするための知識と運動方法〜背骨編〜
第4話【連載】治療の専門家マッサージ師が教える血流と痛み・炎症との関係がわかる基礎知識

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木村佑介

木村 佑介(きむら ゆうすけ) H1.8.16 学歴 都立井草高校 →立教大学法学部 →東京衛生学園専門学校 東洋医療総合学科(主席) 資格 あん摩マッサージ指圧師 はり師 きゅう師 スポーツ歴 中学〜陸上競技 高校時代:3年次、200m、400mにて関東大会出場 大学時代:4年次、関東インカレ(2部)4×400mリレー優勝 「現在の職業についた理由」 高校時代まで、怪我とはまったくの無縁で、記録も順調に伸び続けました。大学1年次も夏頃までは好調をキープ。追い風参考記録になったものの、初の100mで10秒台となる10”91をマーク。が、1年次後半に肉離れを起こして以来、ほぼ毎年怪我をしている状態になる。3年生になる頃に、先輩に紹介してもらった先生に出会い、復活し、4年次には最大の目標であった関東インカレ優勝を果たした。この先生に出会って、自分も治療家になりたいと思い、法曹志望の道を一転させて、治療家の道に。現在は、都内マッサージ院にて勤務の傍ら、師匠の元に通い、修業中。