こんにちは、
『からだカレッジ』ライターの北村こうきです!
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ポッコリお腹の原因は?
「◯◯を食べたら痩せる」
「◯◯を食べたら太る」
というダイエットや、健康にまつわる情報は巷に溢れかえっています。炭水化物(糖質)を抜いたり、お肉を我慢して食べなかったり、グリーンジュースを飲んでいるのに痩せられない・・・などの声もよく聞きます。そして、身体の中でも引き締めたい部位で多いのが“お腹”です。
特に“下っ腹”を気にされる方は多いのですが、下っ腹がポッコリ出てしまうのは『食べ過ぎ』が原因ではありません。
主な原因は、間違ったダイエットで『筋肉量が落ちたこと』なんです!年齢が若い時は、筋肉量も多いですから、食べ過ぎた直後にお腹が出ても、すぐにもと通りに戻ることが多いです。しかし、歳を重ねるにつれて、お腹周りにコルセットの役割を果たしている『腹横筋』がゆるみ始め、下腹部が徐々に前に出てきてしまうのです。
それに危機感を抱いて、食事制限をすると脂肪を燃やしてくれる筋肉量がさらに減って代謝がダウンしてきます。さらに太りやすくなる悪循環に陥ってしまうのです。
スッキリしたお腹を手に入れるためには、“何を食べないか”よりも“何を食べるか”が重要です!
ダイエット時の基本的な食事の組み方
食事は、主食(ご飯)、主菜(肉、魚、大豆、卵)、副菜(緑黄色野菜)が大前提となります。これをベースにして、意識して食べていきたいのが海藻類、キノコ類、豆類です。そして、トランス脂肪酸の多い加工食品や揚げ物、高脂肪の乳製品などに含まれる油は体内で固まって血行不良を招くので出来るだけ避けたいところです。
さらに、「甘いものがどうしてもやめられない!」という方もいるでしょう。
僕も甘いものが大好きなので、そのお気持ちよくわかります・・・!(^^;)もし食べるとしたら、最も代謝が高いお昼に食べるのが良いでしょう。
炭水化物抜きダイエットの注意点
糖質を一切とらない“糖質オフ”ダイエット。確かに、短期間で減量したという声は聞きます。しかし、短期間で減る体重は体脂肪ではなく、体の水分量や筋肉量であることが多いです。つまり、筋肉量が落ちてしまうと、代謝も同時に落ちてしまうという事態になります。
リバウンドしない健康的なダイエットをするためには筋肉量が必要ですし、そのためには、炭水化物を脂肪として蓄えないような食べ方を実践すれば良いのです^^
また、白米ではなく玄米に置き換えるなどの工夫もオススメです。
野菜中心のダイエットの落とし穴
野菜はヘルシーなイメージが強いですよね。
しかし、野菜ばかりの食生活を続けていると、身体活動のエネルギー源となるたんぱく質、脂質、炭水化物が不足して、筋肉量が減り、全体的にやつれた印象になりかねません・・・!引き締まった綺麗な身体のラインを作っていくためには、良質なたんぱく質が摂れる肉や魚が欠かせません。
実際にスレンダーで引き締まった身体をしている人の中でも、“肉を食べている人が多い”というデータも。たんぱく質は取り溜めができないため、小まめに摂取するのも一つポイントです!
まとめ
引き締まった綺麗な身体のラインを作っていくためには、筋肉量を備えることが大事だということがお分かり頂けましたでしょうか?
“糖質オフダイエット”や“野菜だけダイエット”などは、脂肪も落ちる代わりに筋肉量も落ちやすく、結果、代謝が悪い身体になってしまいます。そうならないためにも、食事の見直しにプラスして、運動(筋トレ)が大事になります!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
『からだカレッジ』ライター
北村 こうき