健康を考えた、トランス脂肪酸の少ないマーガリン

トランス脂肪酸はけっこう体内に取り込まれている

昔、マーガリンは「植物製だからバターよりカロリーが少ないので、健康的!」との広告があったりしました。が、10年ほど前からでしょうか、トランス脂肪酸が多いことが問題視されるようになりました。最近では、マーガリンといえば、トランス脂肪酸の代表格になっているように言われている感じがしますが…。

トランス脂肪酸は、油脂に含まれる栄養素の中の一つで、天然の油脂にも含まれていたりしますが、油脂を高温で加工したり水素を添加したりして生じるものもあります。摂りすぎると悪玉コレステロールを増加させます。マーガリンの他に、ショートニングファットスプレッドにも含まれ、これらを材料にしたパンや洋菓子にも入っています。また、揚げ物にも含まれます。

現代では、お米よりパン、和菓子より洋菓子が消費されていますから、知らずに体にトランス脂肪酸を多く取り込んでいる人も多いのではないでしょうか。日本人の場合、1人1日当たり2グラム未満が目標量だそうです。

 

パンに塗るマーガリンを探してみた

我が家では、あまり洋菓子は食べず、揚げ物もとらないようにはしているのですが、パンを焼いた時はマーガリンを塗りたくなります。乳製品もあまりとらないようにしているのですが、マーガリンの代わりになるもの…と思ってバターを塗ってみたりもしました。

が、冷蔵庫にしまってあるバターは硬くなっていて塗りにくかったです。マーガリンは冷蔵でも柔らかくて塗りやすく、使い勝手がいいですよね。そして、バターも意外にトランス脂肪酸が多いことを知り、色々探してみて、やっと「これ!」と思うマーガリンにたどり着きました。

 

【パンの恋人 白いマーガリン】

自然食宅配の「大地宅配」で取り扱っている「パンの恋人 白いマーガリン」というマーガリンです。北海道のお菓子の「白い恋人」を思い出させるようなネーミングですね。一般のマーガリンは、バターらしくなるように黄色く着色したりしていますが、これは無着色。遺伝子組み換えでない、菜種油が主な原料です。風味を出すために、わずかに全脂粉乳が使われています。

そして、含まれているトランス脂肪酸の量は100g中0.4gです。「食品に含まれるトランス脂肪酸の評価基礎資料調査報告書」によれば、他のマーガリン・ファットスプレッドなどが、トランス脂肪酸の含有量が、幅がありますが100g中、0.36~13.5gなので、かなり少ないです。

トーストしたパン1枚に「パンの恋人」を10g塗ると、0.04gのトランス脂肪酸となるようです。どうやって、トランス脂肪酸をこんなに少なくできたのだろう…と不思議に思いましたが、製法の工程過程での工夫で成し遂げられたそうです。

 

トランス脂肪酸が多い製品

先述の「食品に含まれるトランス脂肪酸の評価基礎資料調査報告書」を見ると、100g中のトランス脂肪酸含有量が高いものがけっこうあります。コーヒークリームで0.011~3.4g、生クリームが1.0~1.2g、バターが1.7~2.2g、菓子パイが0.37~7.3g、コンパウンドクリームが9.0~12g、など、日本人の1日1人当たりの目標量を超えるものも多くあります

コンパウンドクリームとは、乳脂肪の一部を「植物性脂肪」に置き換えたもので、「混合脂肪乳主原」です。「〇〇フレッシュ」「〇〇ホイップなどと表記されています。ただし、乳脂肪を全て植物性脂肪に置き換えた「純植物性脂肪乳主原」も「〇〇フレッシュ」「〇〇ホイップ」と表記されるようです。

混合脂肪乳主原」と「純植物性脂肪乳主原」の違いについては、タカナシ乳業さんのサイトに詳しく載っています。ぜひ、日頃ご自身が口にしているものを見直して、トランス脂肪酸の摂り過ぎを防ぎましょう。

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