トレンド

【やらなきゃ損!】トレイルランニングをすべき7つの理由

トレイルランニングをご存知ですか?

 

空前のランニングブームの中、普通のランニングに少し飽きてきてひと味違った楽しさ達成感を求めるランナーが増えています。

さらにアウトドア人気マルチスポーツへの関心の高まりもあり、自然と一体になってスポーツを楽しめる「トレイルランニング」が注目を集めているんです。

 

アドベンチャーレースのようなタフなものを想像しがちですが、トレイルランニングは意外と気楽に始められて、走ることが好きなら誰でも楽しむことができます

この記事ではそんなトレイルランニングの魅力を、7つの理由という観点から紹介していきたいと思います。

 

トレイルランニングは特にこんな人におすすめです。

  • 普通のランにちょっと飽きてきた人
  • ランニングのレベルアップをしたい人
  • 体づくりに新しい刺激が欲しい人

この際にぜひトレイルランニングの魅力を知って、一味違った楽しさのランニングを初めてみませんか?

 

 

トレイルランニングとは?

トレイルランニングは、ひとことで言えば未舗装の道を走ることです。

英語のTrailが「舗装されていない道」「踏み固められた道」「田舎の小道」といった意味なので、だいたいそのまんまですね。

 

未舗装の道ということなので、広い意味でのトレイルランニングは、

  • 登山道のような本格的な山道
  • 遊歩道や林道
  • 砂利道
  • 草原の小道

など、ある意味なんでもありです。

 

一方、狭い意味では、特に競技としてのトレイルランニングを指すこともあります。

トレラン、山岳レースなどとも呼ばれます。

競技としてのトレランは、マラソンなど舗装路を走る大会とは大きく異なります。

本格的なものになると、食料と水、地図やコンパス、ファーストエイドキットや各種サバイバルキットなどを入れたリュックを背負って不整地を走ります。

大会の規模や環境によって、持ち物や求められる力量が大きく変わってきます。

コースは富士山八ヶ岳アルプスの山々の登山道が多く、距離は数キロから100キロを超えるものまでさまざまです。

 

ここでは一般的なハイキングコースのように、ある程度アップダウンや蛇行のある、土の地面を想定して書き進めていきたいと思います。

レースが行われるような本格的なトレランコースというのは、なかなか身近では見つからないかもしれません。

ハイキングコース、林道、遊歩道など、自宅から行ける範囲でトレイルランニングのできそうなところを探すのはなかなか楽しいものですよ。

 

 

トレイルランニングをすべき理由その1.ランニングのレベルアップができる

起伏のある不整地を走るので、脚にかかる負荷は平地に比べ格段に大きくなります。

したがって、走りに必要な脚の筋力アップに持ってこいなのです。

 

平地でのランニングでは、レペティションやインターバルなど、意識的にかなり強度の高い練習をしないと、筋力の強化という面では難しいものがあります。

トレイルランでは普通に走っていても、上り下り、ターン、路面の凹凸などによって筋肉に良い刺激が入ります。

普段平地で走っている距離をトレイルで走ってみると、筋肉への刺激は歴然で、翌日のふくらはぎやハムストリングの筋肉痛はお約束です。

 

こうして脚のばねが鍛えられると、マラソンなどのレース本番で後半の踏ん張りがきくようになります。

 

 

トレイルランニングをすべき理由その2.怪我に強い脚になる

脚の筋力が鍛えられるともう一つ良いことがあります。

ランナーの多くが抱えているのが、腰や膝、足首など関節のトラブルですね。

筋力を鍛えることで、こうしたトラブルに対する予防効果を高めることができます

 

ただし、それだけの筋力がついてくるまでは逆に怪我に注意なのがトレイルランでもあります。

路面の凹凸が常に想定通りではないので、いわゆる「足首をぐねって」しまうことも多々あります。

また膝関節にも、左右の傾き方向や、ねじれ方向に思いもよらない力がかかることがあります。

慣れるまでは比較的平坦な道を、短めの距離から始めたほうが無難です。

 

 

トレイルランニングをすべき理由その3.体幹が鍛えられる

鍛えられるのは脚だけではありません。

トレイルランを取り入れているアスリートには、体幹トレーニングとしての効果を目的としている人も多くいます。

 

どんなスポーツでもそうであるように、トレイルランにおいても体幹は重要な役割をはたします。

起伏の大きいところを走るときなどは特に、全身でバランスを取る必要があります。

体幹がぐにゃぐにゃだと地形によってフォームが乱され、結果スムースに前に進むことができません。

一方、体幹が盤石の状態になっていると、どこを走ってもフォームが大きく崩れることなくスピードのロスも小さく抑えることができるのです。

 

体幹を意識して走ることで、楽しみながら自然と体幹トレーニングができるのもトレイルランのメリットのひとつですね。

 

 

トレイルランニングをすべき理由その4.リフレッシュできる

トレーニング効果や技術的な魅力もたくさんありますが、単純に楽しい、というのもトレイルランニングをおすすめしたい理由のひとつです。

街中を走ったり、整備された公園のジョギングコースを走るのもいいものです。しかし、そんな日常のランニングとはひと味もふた味も違う新鮮さが、トレイルにはあります。

 

未舗装の道を走るのは、キャンプをしに行って、テントで背中に地面を感じながら眠りにつくのにちょっと似ています

だいぶ大袈裟ですが、地面の感触を(つまりその凹凸をということですね)感じるとなんだか、ああこの自然の中で生きてるんだな、という感慨を持つことが私はあります。

そうした自然との一体感、それからきれいな空気と眺望、体を鍛えるというだけじゃないものが色々あります。

 

 

トレイルランニングをすべき理由その5.コース選びが楽しい

練習場所を選ぶことさえ楽しいのがトレイルランです。

平地でランニングコースを探す時は、足元がしっかり舗装されていて、安全が確保されていて、信号が少なくて…と、考えていくと走るのに適した場所は限られてきます。

 

トレイルランでも、良いルートを見つけるのは決して簡単なことではありませんが、そこにはより高い自由度とワクワク感があります。

例えば近くに大きい公園や大きな神社などがあれば、それも一考の価値があります。

何も山道や林道だけに限らなくても、海岸や湖畔、河原など水辺に近いところにも、楽しいトレランコースが隠れているかもしれません。

そんな風にして地図を眺めていると、それだけで走るモチベーションが上がってしまいます。

 

 

トレイルランニングをすべき理由その6.平地にはない達成感がたまらない

高いところを見上げると、そこまで登ってみたくなるのって人間の本能みたいなものなのでしょうか。

「そこに山があるから」的な感じですが、登り坂をあえて登って、頂上まで行って達成感に浸る、そんなある種の人たちにはたまらない楽しみ方も、トレイルランにはあります。

 

例えば自転車好きでも、土手沿いのような平地をスイスイ走っているのが好きな人もいれば、ヒルクライムというとにかく登るだけという競技を好む人もいます。

なのでこの点はもしかすると人によってちょっと好みが分かれるところかもしれませんね。

 

とはいえ、特にいつもと違った初めての場所で、自然の解放感に包まれながら、自分の体を使って目的地にたどり着くというのは、やはり達成感を得やすいポイントではあるでしょう。

 

 

トレイルランニングをすべき理由その7.競技としても面白い

冒頭の方で触れたように、競技としてのトレイルランニングはマラソンとは大きく違います。

装備や持ち物なども違いますが、走ることについての技術的な面でも大きく異なっています。

 

平地でのランニングでは、どのコースでも基本的にあらかじめ決めた一定のペースで走ることを良しとします(それはそれで大変なことなんですが)。

しかし不整地でのランニングとなると、アップダウンにペースを狂わされ、路面の凹凸にフォームを乱され、標高など環境に心拍を追い込まれます。

経験や戦略、テクニックが必要になります。

 

コースを知り、起伏を読み、ペースを上げ下げしたり心拍数をコントロールしたりと、冷静かつ緻密なレース運びが求められる、奥深いスポーツなのです。

そうした奥深さこそ、スポーツの醍醐味ではないでしょうか。

ただ走るだけではなく新しい刺激を求める人におすすめしたいは、こうしたところからでもあります。

 

 

魅力たっぷりのトレイルランを始めてみましょう

さて、不整地を走ることの魅力を中心に、トレイルランニングについて紹介してきました。

どうでしょう?

トレイルランを身近に感じていただくことができたでしょうか?

 

あまり構えることなく、ちょっとアクティブなピクニックくらいの気持ちで初めてみるのもいいかもしれません。

普段にランニングにマンネリを感じたときや、何か新しいことを始めてみたいと思った時におすすめです。

 

「新しいことを始めてみたい!」というあなたにはスパルタンレースもおすすめ!

【初心者にもおすすめ】過酷なのに熱中者続出!スパルタンレースの魅力にせまる

トレイルランニングに興味があるあなたにおすすめの記事

スポーツするなら、『基礎トレ』が絶対オススメな理由

ストレス社会で戦うビジネスマンこそ、早朝ランニングを取り入れるべき理由

 

ABOUT ME
neopp
走ること、泳ぐこと、自転車をこぐこと。旅すること。 ピアノを弾くこと。長期連休に予定を入れないこと。 土曜日の朝6時。サッカー観戦しながらの昼寝。 アルコール全般。 そんなこんなが、たまらなく好きです。