若いと思ってきた私もいつしか還暦を過ぎ、シニア世代の仲間入りですし、若々しいと思っていた夫も、今年の誕生日には古稀を迎えます。
夫の姉弟たちも近所に暮らしていますが、あちらこちらで入院・手術の話を聞く年齢になりました。
しかし、お陰様で私たち夫婦は検査の数値も異常がなく、特に薬を服用することもなく毎日三度の食事を楽しみながら健康に暮らしています。
そんな平凡で穏やかな日々を作る台所の秘密は、「朝市」にあります。
新鮮野菜がお得に手に入る朝市
私が住む地域の良い点の一つに、農家の方とJAが共同で開催する朝市があります。
先日、今年最後の朝市でたくさんの新鮮な野菜などを購入しました。
9時前に行列に並んだところ、カイロを下さり、夏には保冷剤を手渡してくれたのを思い出しました。
帰りには紙袋に入ったホッカホカの焼き芋を下さり、配慮に驚きました。
そんな温かな想いの詰まった朝市で、今回は以下の野菜を購入し、料理しました。
白菜
2玉購入して、1玉は白菜漬けにして、もう1玉は鍋用に濡れた紙で巻き保存しました。
白菜漬けの作り方
① 白菜の外葉をはがします。
②根元に包丁で切れ目を入れ、あとは手で半分に裂きます。包丁を最後まで入れないことで葉がバラバラになりにくいです。
③半分にした白菜をさらに3分の1にし、包丁で切れ目を入れ、同様に裂きます。
④切れ目を上にして、甘みを出すために天日で1日干します。
⑤スケールで白菜の重さを量り、重量の3~4%の天然塩を用意します。
⑥根元の方の葉の間に、塩を刷り込みます。
⑦ファスナー付きの袋に、白菜を抱き合わせになるよう並べ、重しをします。
⑧水が出たら捨てて、昆布、唐辛子、柿の皮、ゆずの皮などを入れます。
すき焼きや鍋用に下準備
白菜を湯がいてクルクルと巻き、取りやすい大きさに切り、すぐ頂けるように前もって、煮ておきます。
水菜
ごま油やすりごま、オリーブオイル、酢、ツナ、ささみなどと、和えてサラダにします。
今回は、普通の緑の水菜の他に、『紅法師』という品種の茎が紫色の水菜を買いました。
大きな蕪
白2個と赤1個を購入しました。
白い蕪は薄く切り、昆布と甘酢に漬けて、千枚漬けにしました。
赤い蕪は、レモンと蜂蜜で味付けしました。
色が鮮やかなピンクで食卓に映えるので、ジップロックに並べ冷凍しておき、随時使います。
レモン
2袋買ったのですが、その後ご近所からもいただいてしまいました。
種を取るのに時間がかかりますが、薄切りにして蜂蜜を加え圧力鍋で煮てレモンジャムにしました。
少し苦みがありますが、ゆずとは異なる爽やかな風味を楽しめます。
レモン水も作り、お湯で割っていただきます。
太ネギ
魚焼きグリルの網焼きで焦げ目を付け、くたっとさせます。
甘みがあり、とろっとして美味です。
食べやすい大きさに切り、ポン酢、出汁醤油、にんにく醤油などをかけたものは、正月用にジップロックに入れ冷凍しました。
すき焼きに入れたり魚や肉などの付け合わせに重宝します。
カリフラワー
軽く湯がいて、冷凍保存しました。
青大豆
孫たちにも食べさせたいと思い、2袋購入しました。
一晩浸水し、圧力鍋で炊くと味付け無しでふっくらと美味しい煮豆ができました。
2歳の孫を子守した時、密閉容器に入れ持参しましたら、よく食べてくれました。
夫がこれはうまいと3度も生産者の名前を聞きました。
顔がわかる地元の方の野菜や果物が頂けて、嬉しいです。
おわりに
年に3回開催の地元の朝市ということで、持参した買い物かご2杯分とビニール袋2枚分という大量の野菜を買ってきて、処理には1日半もかかりました。
でも、年末の慌ただしい時期に、新鮮で栄養価の高い野菜の常備菜があると、タンパク質の主菜、お味噌汁を作るだけで豊かな食卓になるのでとても有難いです。
子供達が帰郷して、人数が増えても対応できます。
野菜は、様々な症状に効能が見込めます。正しい食の知識を得ながら、美味しく食事を頂き、これからも健康な体を維持していきたいと思います。
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