こんにちは。
アドバイザーの彩典はるかです。
今日のお話は前回の記事の続きとなります。
前回は「免疫について」「免疫には腸が関わっている」「腸内環境について」ということをお話しました。
最後に腸内環境を良くするための飲料と食品の名前をそれぞれ3つずつ挙げていましたので、今回はそれぞれについて詳しくお話していきますね。
ここで挙げているものは、私自身の経験で良いと思ったもの・続けても問題が起きなかったもので、必ずしもあなたに合うとは限りません。
アレルギーがある方はその食品は避けてくださいね。
ご自身の腸内環境によって効果が実感できるまでの期間は人それぞれかもしれません。
でも、あきらめずに続けると、きっと身体は応えてくれると思います。
即効性はないかもしれませんが、続けることで健康維持にも役立ちます。
腸内環境改善のためのドリンク
腸内環境を良くするための飲み物のご紹介です。
1.質の良い水
質の良い水とは、
- 性能の良い浄水器でろ過した水
- ミネラルウォーター
の事です。
水といっても、発泡性がある(炭酸)・硬水と軟水・国産と外国産のように、種類は豊富でどれを選べば良いのか迷うと思いますが、ご自身の好みで飲みやすいものを選べばOKです。
成人の身体は60%~65%が水分からできています。
生命を維持するためにも、腸内環境を整えるためには水分補給も大切な事はご存知だと思いますが、寒くなるとゴクゴクと水を飲むことが難しくなりますよね。
「冬は汗をかかないので水分不足で脱水状態になるなんてありえない!」
という気もしますが、皮膚や呼吸によっても身体からは水分が蒸発していて、水分を摂らないと冬でも脱水状態になります。
腸内環境のためにも脱水症状予防のためにも質の良い水を体×40cc(例:50kgなら2000cc)摂りましょう。
水は白湯にしてもOKです。
2.昆布水
昆布水は、ウォーターピッチャーにミネラルウォーターとだし用の昆布を入れて冷蔵庫で数時間おくだけで出来上がります。
私は1リットルの水に、切り昆布を2枚入れて4~5日で飲み切っています。
以前勤めていた会社の税理士さんから教えてもらったのですが、昆布水を20年以上飲む習慣があった70歳のクライアントさんは、白髪がほとんどなく肌つやもあって10歳以上若く見えたそうです。
デトックス(解毒作用)やアンチエイジングにも効くなんて、女性には嬉しいドリンクですね。
冷たいままだと飲みにくいかもしれませんので、味噌汁などのだし汁として取り入れてもOKです。
3.レモン水
こちらも昆布水並に簡単に作れます。
国産のレモンを適当な大きさに切って果汁を軽く絞りミネラルウォーターの中へ入れるだけです。
絞った後の皮も入れておき、水を飲み終わったら皮を食べています。
私は1リットルの水にレモン1個使っています。
朝晩に水を飲むときに果汁を絞る、国産レモンが手に入らない季節は100%ストレート果汁を利用するのも良いですね。
水は白湯にしてもOKです。
レモンには便秘を解消する効果があり、朝の水分補給時に摂ることがお勧めです。
ただし肌のシミを気にされる方は夜寝る前に摂りましょう。
腸内環境改善のための食品
腸内環境の改善が期待できる食品の紹介です。
1.キャベツ
キャベツは生のままではあまり沢山食べることができませんが、さっとゆでて暈を減らすと甘みが増し1食で半玉近くは食べることができます。
私は、厚揚げと一緒に煮て食べることが多いですが、キャベツを大量に毎日は食べられませんよね。
キャベツにはもともと乳酸菌がついているらしく、発酵させると更に良いそうです。
ぬか漬けやザワークラフトや乳酸キャベツを作って毎日少しずつ摂るのがよいと思います。
レシピは検索するとすぐ見つかりますので、時間がある方は是非作ってみてください。
2.豆乳ヨーグルト
ヨーグルトは乳製品(牛乳からできている)が一般的ですが、豆乳から作られたものもあります。
私が知っているのはマルサンアイ㈱さんの、「豆乳グルト」というものです。
人気があるのか品切れしていることが多く、見つけたらラッキーという感じです。
これは乳製品より酸味がまろやかで食べやすいです。
ただ、色がすこしくすんだ白(真っ白ではない)で、食感も乳製品とは違うので最初は抵抗があるかもしれませんね。
大豆からできている豆乳ヨーグルトは植物性乳酸菌なので日本人の腸に合っているそうです。
スーパーで試しに一つ買って食べ、気に入ったら通販もあるようなので是非利用してみてください。
3.干し芋
冬は、コンビニでも干し芋をよく見かけると思います。
国産のものが柔らかくておいしいですが、値段は中国産の3倍くらいしますので、こだわりがなければお財布に優しい中国産を利用してはいかがでしょうか。
個人的にはミニストップで売っているものが好きです。
干し芋の原料となるサツマイモの種類はいくつかありますが、紅はるかはおいしいです。
生のさつまいもより高カロリー(2倍以上)となりますが、水分が抜けている分栄養素はギュッと凝縮されています。
ダイエット中の食べ過ぎには気を付けましょうね。
腸内環境が改善したかどうかはどこでわかる?
便秘をしていると、腸内環境がよくないことは分かると思うのですが、実は便秘ではなくても腸内環境がよいとは限らないのです。
改善してきたかどうかは便の状態で判断しましょう。
- バナナ状で2~3本の量がある
- 匂いが少ない
- 色は黄色っぽい
- 水に浮く
のがベストです。
食事の改善に取り組みマッサージや運動をしても全く状態がよくならない場合は腸に疾患があるかもしれないので要注意です。
ストレス、加齢などの原因を差し引いてもおかしいと思ったら、専門のお医者様に一度相談されることをオススメします。
今回は免疫の話から腸内環境を整える食品について、2回に分けてお話しました。
腸内環境は、毎日変化するので日々意識する事が大切です。
これからの季節は特にインフルエンザなどウイルスに負けてしまわないよう、免疫力アップのための腸内環境改善に是非取り組んでみてくださいね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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