【連載】0から3ヶ月で健康になれる食事法 第7話:血糖値の乱高下が引き起こす健康への悪影響

前回の記事>>【連載】0から3ヶ月で健康になれる食事法 第6話:糖質の種類~糖質と糖類の違いとは!?~

GI値という言葉をご存知でしょうか?
「GI値」とは、血液中に細胞のエネルギーとなる栄養素の1つである「糖(ブドウ糖)」が流れる速さを示す値のことです。

「糖質」を食べたあと、どのくらいのスピードで血液中に「糖」が流れていくのかを表したのが「GI値」という値なのです。

具体的な内容は後述しますが、このような「GI値」の高さによって、健康に対して悪い影響を与えてしまいます。例えば、「GI値」が高い食品を食べることによって、血管にダメージを与えたり、体のエネルギーが不足したりしてしまうのです。

そこで今回は「GI値」の意味と「GI値」が高い食品を食べたときに健康へどのような悪影響を与えてしまうのかについて解説していきます。

この記事を読むことで、「糖質」による体へのダメージを軽減することができます。

 

「GI値が高い=血糖値の上昇が激しいこと」これって健康への悪影響?

GI値とは、血液中に「糖」がどのくらいのスピードで流れていくかを表した数値のことです。GI値が高ければ高いほど、血液中にたくさんの「糖」が速く流れていきます。反対に、GI値が低ければ、血液中に「糖」が流れていく速度が遅いことを意味するのです。

血液中に「糖」が流れると血糖値は上昇します。つまり、GI値が高い食品を食べると血糖値は急激に上昇し、GI値が低い食品であれば、血糖値はゆるやかに上昇していきます。

このようにGI値は血糖値上昇の速さを表しているのです。

果たして、これは健康に対してどのような影響を及ぼすのでしょうか?

 

血糖値の乱高下が引き起こす健康への悪影響

では、健康への影響を考えるのに、GI値をどのように考えればよいのでしょうか?

結論を先に述べると、GI値の高い(血糖値が急上昇する)食品は摂らないようにすることです。つまり、なるべくGI値が低いような食品を食べるようにします。この理由は、血糖値の急上昇が、体に対して大きな負担をかけることになるからです。

例えば、血糖値が急上昇すると血液中の「糖(ブドウ糖)」が多くなります。つまり、高血糖の状態になるのです。高血糖の時、血液中には活性酸素と呼ばれる物質が発生するようになっていきます。

活性酸素とは、体に入った細菌を攻撃する免疫機能を持った物質ですが、増えすぎてしまうと強力な毒性を持つ物質でもあります。この活性酸素が血糖値の上昇によって増えていくことで、血管の内側を傷つけてしまいます。

このように、高血糖は活性酸素の発生を促し、血管にダメージを与えてしまうのです。

なお、GI値の高い食品の例としては「ショ糖(砂糖)」や「白米」「パン」などの食材が挙げられます。

 

低血糖が健康に与える悪影響

GI値の高い食品を食べた後は、高血糖になるだけではなく、その後、血糖値が下がり過ぎ「低血糖」になってしまいます。高血糖になって血管にダメージを与えた後、体はこれ以上、健康に悪影響を及ぼさないように血糖値を下げようとします。このとき、血糖値を下げるホルモンとして「インスリン」が分泌されるのです。

インスリンが分泌されることで、血糖値は下がっていくことになります。このまま正常な血糖値に戻ってほしいところですが、この「インスリン」は上がり過ぎた血糖値を下げ過ぎてしまうのです。

つまり、「インスリン」は血糖値を正常に戻すのではなく、低血糖の状態にしてしまうのです。
低血糖の状態では、体は「糖(ブドウ糖)」というエネルギーが不足することになります。

このようなことから、集中力がなくなったり、眠くなったりします(脳のエネルギーが不足している)。
食後に眠くなるのは、このようなメカニズムが働いているからです。

その後、血糖値は再び上昇して、「インスリン」によって血糖値が下がっていくという流れを繰り返していきます。

このような流れを繰り返していくと、血糖値の上昇と下降の振れ幅が小さくなっていき、だんだんと正常な血糖値に戻っていくのです。

 

まとめ

このように、GI値の高い(血糖値が急上昇する)食品を食べると、

  1. 血糖値の急上昇→高血糖になる(活性酸素で血管の内側にダメージ)
  2. インスリンで血糖値が下降→低血糖になる(体のエネルギーが不足する=眠くなる、集中力がなくなる)
  3. ①、②を交互に繰り返しながら正常な血糖値に戻っていく(高血糖になれば、再び血管にダメージ。低血糖になれば、再び体のエネルギーが不足する)

というような流れで血糖値が乱高下していきます。

したがって、健康に悪影響を与えるGI値の高い食品(お砂糖や白米、パンなど)は、できるだけ控える(できるだけ食べない)ようにするのが、得策です。

第1話【連載】0から3ヶ月で健康になれる食事法 第1話:肉中心と野菜中心の食事法はどちらが健康に良いのか?
第2話【連載】0から3ヶ月で健康になれる食事法 第2話:肉中心の食事法~糖質制限食とは~
第3話【連載】0から3ヶ月で健康になれる食事法 第3話:太る仕組みと理論
第4話【連載】0から3ヶ月で健康になれる食事法 第4話:現代人の糖質摂取量と抑えるべき糖質摂取量
第5話【連載】0から3ヶ月で健康になれる食事法 第5話:「糖質」を制限すると痩せる! その仕組みとは?
第6話【連載】0から3ヶ月で健康になれる食事法 第6話:糖質の種類~糖質と糖類の違いとは!?~
第8話【連載】0から3ヶ月で健康になれる食事法第8話:GI値が高い代表的な食品は何か?
第9話【連載】0から3ヶ月で健康になれる食事法 第9話:スイーツに含まれる砂糖の含有量

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

karada-college-student

大学生です。 私たちは、自分の体と一生付き合っていくものです。 そのため、自身の「健康」には積極的に投資をしていくことが大切だと考えています。 自身の体を変えるうえで、つらいことや大変なことはたくさんあります。ただ、それらの困難を乗り越えることで、多くの学びを得ることができました。 私が学んだことを情報発信することで、少しでも読者の役に立てるとうれしいです。 よろしくお願いします。