【連載】オトナ世代を3ヶ月でゲンキな体にシフトチェンジする方法 VOL.4

こんにちは。シニアフィットネスの専門家・長生きストレッチの吉田真理子です。

シニア世代ではなく、もっと前の「オトナ世代」のうちに
ゲンキな体にシフトチェンジする方法を色々ご提案させていただきます。

ゲンキな体にシフトするためには、運動は欠かせません。
しかし、オトナ世代ならではの、気をつけなければならない怖い話を前回致しました。

前回の記事>>【連載】オトナ世代を3ヶ月でゲンキな体にシフトチェンジする方法 VOL.3

さて今回は、もう少し、自分の「オトナ世代のカラダ」の特徴を把握しておきましょう。

 

「オトナ世代のカラダ」の特徴

まずは画像を順番に見てください。

美味しそうですねー。ビールが進みそうです。\(^o^)/
イヤ、その話はまあ、置いておくとして。

この4つは、ある順番で並べてあります。
さて何でしょう?
ヒントは、あるものの含有量の多い順番です。

どうでしょう??

塩分?ブー。
たんぱく質?ブブー。
炭水化物?ブブブー。

では、もう1つヒントです。
これらは、
子ども→若者→中高年→高齢者の何かを
イメージしているのですが…(^^ゞ???

わかりましたか?

 

答えは

 

水。

水分です!

もう一度みてください。

そして、下の図と比べてみましょう。

どうでしょうか?

各種ソーセージは、あなたの筋肉の状態だと思ってください。
加齢とともに、どんどん水分量が減って、繊維が硬くなっていきます。

人間の体は、胎児は体重の約90%、新生児は約75%、子どもは約70%
成人は約60~65%、老人になると50~55%を水が占めています。
もちろん、体内の水分量は、性別や年齢で多少の差はあります。

水分と言えば。
カラカレをお読みのあなたなら、
体組成検査(インボディ測定)は受けたことがおありでしょう。

出展:ユウプラン

こんな感じの結果が出てくる賢い体重測定ですね。

この中で、よく説明に出てくるのが「除脂肪体重とそれ以外」。
このそれ以外は「水分・たんぱく質・ミネラル」であり、まさしくこれこそが、
骨・脳・内臓・筋肉 なのですね。

つまり、
若いうちは魚肉ソーセージのように水分をたっぷり含んだ柔らかい筋肉だったのが
加齢とともにどんどんサラミになり、ビーフジャーキーのようになっていく…ということです。

魚肉ソーセージのような筋肉なら、よく伸びますし
少々傷ついてもすぐに治癒します。

しかし、サラミのようになってくると…
一度傷ついた筋肉は簡単には修復されません。
切れたところが瘢痕組織となって、硬く線維化してしまうこともあります。

若かった時は3日も休めばすぐに治っていた怪我が
1ヶ月も2ケ月も治らなくなるのは、
筋肉の質が変わってきてしまっているからなのです。

ここはひとつ、考え方を改めましょう!

 

★いきなり、筋肉が全力で収縮するような動きから行わない。

これをやってしまうと、筋肉が簡単に切れてしまう場合もありますし、
筋肉は鍛えているから大丈夫でも、その付着部の腱が剥がれてしまうこと等がおこります。

オトナ世代の整形外科的な問題点は、徐々に
骨は骨粗髭症、関節は変形性変化、筋腱は萎縮性変形が進行してくことです。

ですからオトナ世代のスポーツ障害として、
アキレス腱断裂、ふくらはぎの肉離れ、足首の捻挫、足底筋膜炎、テニス肘、ゴルフ肘、ジョギングなどによって膝に水がたまったりする変形性膝関節症などがあげられます。

 

★慣れている運動でも、準備運動(ウォームアップ)を怠らない。

いつも出ているレッスンで、いつもと同じ動きをしたにもかかわらず
肉離れを起こすなど、オトナ世代には起こります。
なにしろ、徐々にサラミ化(笑)が進んでいるわけですから、
いつ起こっても不思議ではない、いつかは起こることと思った方がよいくらいです。

くれぐれも、ウォームアップはしっかりと「徐々に」行いましょう。

 

参考資料  ウォームアップの目的
((公財)日本フィットネス協会 エアロビックダンスエクササイズ指導理論より)

ウォームアップは身体の諸機能を運動に適した良好な状態にし、
主運動(メインに行う運動)を安全に行うためのものである。
同時に、その時の体調を把握して、運動を行うための心理的な準備をするためののもである。

ウォームアップの目的
・体温・筋温を上昇させ、血管抵抗を下げ、血液循環を活発にする。
・関節の可動域を広げ、その動きを滑らかにする。
・心拍数を徐々に上昇させ、身体の代謝レベルを高める。
・神経と筋の協応性を高める。
・その時の体調を把握する

くれぐれも、朝起きぬけの寝ぼけた身体でジャンプするのは
オトナ世代は避けましょう。

余談ですが、
シニア世代になると、寝がえりを打っただけで、膝の横がバキっといった…
そんな笑えない、嘘のようなホントの話が多発するようになります。
(実話ですよー、今朝うちの母78歳がなりました。泣(-_-;))

 

★体水分が減らないように気をつけよう。

体内の水分が減ると、肌の乾燥(ドライスキン)、目の乾燥(ドライアイ)、口の乾燥(ドライマウス)等の症状が起き、関節や骨が弱くなり、脳の機能退化、内臓機能の低下も引き起こします。

血液中の水分が減少してドロドロになる事は、
脳梗塞、心筋梗塞等の原因のひとつになるのです。

女性の場合、閉経とともに女性ホルモンが減少することで
全身が乾燥しやすくなり、膣内の粘膜が乾燥してかゆみや痛みを発症する事もあるのです。

このように体内の水分不足は、全身に様々な不調をもたらします。

あなたの水分不足度をチェックしましょう。

・目が充血する
・便秘になりやすい
・静電気が起きやすい
・汗をあまりかかない
・踵のひび割れ、
・口の中がネバつく

これらの事に一つでも該当する人は、
体の水分が不足して体の中が乾燥している可能性がありますよ。ご用心!

では、どうやって水分量をたもつのか?それは次回をお楽しみに。

 

【オトナ世代 運動で治らない怪我を防ぐ3カ条】

1つ、いきなり、筋肉が全力で収縮するような動きから始めることは自粛すべし。

1つ、慣れている運動でも、準備運動(ウォームアップ)を怠らずに行うべし。

1つ、体水分が減らないように気をつけるべし。

 

はい。

次号も、楽しみにお待ちくださいね。

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「オトナ世代」簡単エクササイズ:スワイソウ②

・脚を肩幅に開き立つ。

・「でんでん太鼓」のように力を抜いて、からだの中心から腕を左右に振る。

*肩先から指先まで力を抜いた状態でしならせるように。肩が上がらない。

前回のスワイソウ①と合わせて、ゴルフなどの前にどうぞ。

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第1話【連載】オトナ世代を3ヶ月でゲンキな体にシフトチェンジする方法 VOL.1
第2話【連載】オトナ世代を3ヶ月でゲンキな体にシフトチェンジする方法 VOL.2
第3話【連載】オトナ世代を3ヶ月でゲンキな体にシフトチェンジする方法 VOL.3

 

 

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吉田 真理子

■シニアフィットネスの専門家 ■「長生きストレッチ」考案者 ■女性の運動不足、カラダの痛みを解消するフィットネスディレクター ☆日本で最初の「2代目」エアロビクスインストラクター ●秦フィットネス研究所 所長 ●NPO法人フィットネスビューティ100 代表理事 ●健康運動指導士 ●日本フィットネス協会エアロビックダンスディレクター・エグザミナー・GFI ●日本ホリスティックコンディショニング協会 ホリスティックコンディショナー ●日本フットトレーナー協会 スポーツシューフィッターアドバンス 【経歴】 東京生まれ、銀行員の父の転勤で、川崎→大阪→千葉→横浜で育つ。 スポーツ好きの両親の元、ひたすら体育系を目指す道を歩む。 幼少期からの水泳→サッカーを経て、器械体操漬けの学生生活を送る。 アクション女優を夢見て日々頑張っていたが、高2で大怪我、選手生活引退を余儀なくされ、「レジャーレクリエーションスポーツ指導者」へと進路変更。 大学在学中は、冬はスキー一筋で年間100日を超える山籠り生活。夏はプールガード、キャンプ指導などに精を出し、春と秋に行う「ツナギ活動」としてエアロビクスに出会う。 卒業後、内定が決まっていた大手企業を辞退、日本で最初にエアロビクスとパーソナルトレーニングを行っていた会社にエアロビクスインストラクターとして入社。 メディカルフィットネス(整形外科でのフィットネス指導)チーフ、企業フィットネス(研修など)責任者、中高年フィットネス指導、インストラクター養成コース担当等を経て、バブルがはじけスタジオ閉鎖と同時にフリーーとして独立。東日本大震災直後に、NPO法人を設立。 フィットネスでより多くの人を元気に輝かせる活動をスタート。 スタジオやジムでの活動だけにとどまらず、より広くフィットネスを必要としている人の役に立てるようインストラクター、トレーナーの仕事創生に心血を注ぐ。 レッスンのみならず、企業研修、講演、フィットネスイベントプロデュース、執筆など幅広く活動中。 【理念】運動で、健康を手に入れ、自由でキラキラワクワク元気な人生を送れる人を増やすことで社会貢献する。踊りながら、自分でお棺に入り、「じゃあね☆」といって自分で蓋を閉めるのが夢。 【ビジョン】・平日は大好きなレッスンと執筆。土日は執筆した書籍、DVDをもって全国を講演行脚する。 ・10年以内に健康運動増進施設のプロデュースする。 【座右の銘】・動けば変わる