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夏休みから抜け出す
夏の行事(先祖供養、お盆の行事、子供の里帰りなど)で来客や外出が続き、時間が取れず、それまで習慣化していた柔軟体操や筋トレを3週間も休んでしまった。
子供たちが帰京し、自分の時間が取れる状況に戻っても、「明日からやろう」と思いながら、ずるずると数日が過ぎてしまった。
やっと重い腰が上がった今、何が足りないからやらなかったのか?
そして、気持ちが切れずに戻れた要因は、何だったのかをまとめた。
運動再開のためのマインドセット
➀この9か月間、柔軟体操と筋トレを継続してきた成功体験が、”私はやれる”という自信になり再開に繋がった。
②数冊の書籍から得た〔柔軟体操、筋トレの必要性〕が頭に残っていた。私たちシニア世代が病気やけがを避け、健康寿命を延ばすには、これしかないとの確信があった。
③9か月間、柔軟体操と週2の筋トレを続けたおかげで、癖のように起きていたぎっくり腰が防止でき、腰痛・肩こりが解消した。
邪魔くさくて億劫だが、再開して若い時に逆戻りしたようなあの感覚に、再び戻りたいと思った。
④パーソナルトレーナーへの信頼感が形成されている。
ラインでの報告及びトレーナーのメッセージで、いつも気にかけてくれる担当トレーナーの存在が、気持ちを途切れさせなかった。
再開する日、一番最初にトレーナーに、『本日から柔軟体操を再開します』と送信した。逃げられない状況にしてから、環境を整え始めた。
⑤FACEBOOKで、体つくりに賛同する仲間たちと繋がっているという連帯感。
頑張っている人たちからよい刺激を受けたり、挫折する正直な声も聞けるので、一人ではなくこのグループと繋がっていたいという気持ちが、再開につながった。美しい体を意識したことがなかったが、facebookで一般の方の健康的で美しい体を教えて頂いた。
運動をするために必要な環境、道具
いつも運動をするリビングは、夏休みの間子供たちが遊べるようにできるだけ物を置かず広くしていた。
そこへ2階から敷布団(薄マット)を下ろして来て敷く。
運動用のウェアに着替える。
水とタオルを用意する。
PCを立ち上げ(4分)、デスクトップのテンションアップのBGM動画を開き、音量調節する。
体操の動画を開く。
この一連の手順を踏んで、やっと通常の運動をする態勢になり再開できた。
マットレス(薄い敷き布団でも可)
ヨガマットを持っていないので、この薄い敷きマットにシーツをかけて活用している。
マットが1枚あるだげで、肘をつくプランクや捻転ストレッチ、開脚ができるので便利だ。
椅子
胡坐ストレッチのために椅子があると良い。
BGM(PCから)
「さあ、体操をやろう」という気持ちにならない時は、テンションアップのためGYM WORKOUT MUSICなどの動画を開き、BGMとして音のみ流す。
「筋トレ用BGM」、「テンションアップ」などの名前をつけて、デスクトップに置いておくと良い。
姿見
以前は、ぽこんと出っ張ったお腹や、緩んだ体を見たくないから、薄着姿で鏡を見ることはなかった。柔軟体操と筋トレを持続し、体が締まって来ると、鏡に映すのが平気になって来た。2か月、3か月と続けるうちに、みにくい姿からウエストがくびれ、贅肉が減り、服を着ていても家族・知人が褒めてくれる体に変化していった。
自信がつき、クロゼットに置いていた姿見を運動をするリビングに移動。動画の先生の動きを見ながら、鏡で自分の動きのチェックをできるのが良い。
ジム用ウェア
短いパンツ、或いはスポーツ用のボトムに履き替えると、股関節回しがリズミカルに行え、開脚もしやすい。
汗ふきタオル、水
運動(新しい習慣)を取り入れるための心構え
普段の心構えについても、付け加えたい。新しい習慣を取り入れ、そこに集中するために、余白を作る必要があると思った。そのために、断捨離が必要だと考えた。
床に物を置かず、空間を広々と使えるように、使わないものを家から出す。使わないものを家に入れない習慣を続ける。物だけではなく、テレビを見る、ラジオを聴くのもやめた。週に2~3本の番組を除いて、CMやフェイクニュースから離れたくてテレビやラジオを聴かなくなった。
情報は、PCの動画で見る「虎ノ門ニュース」「ザ・ボイスそこまで言うか」に絞り、目的なくテレビをつけることをやめた。台所作業の時は、CDをかけたり、PCから作業・勉強のためのBGM、あるいは朗読(藤沢周平、司馬遼太郎など)を聴くようにした。
何気なくしていた無駄を見直すことで、毎日30分の運動の時間を優先順位の上位にすることができた。