オリーブ油で心臓病が気にならなくなった
オリーブ油、健康に良いと言われていますね。
私が子供の頃は、スーパーなどでは、ほとんどオリーブ油を見たことがなかったです。
20代の頃に、自然食品店で初めて見たような…。
ですが、オリーブ油の効能がメディアで謳われるようになってから、色々な種類のものが一般のスーパーの店頭にも並ぶようになったようです。我が家は、使い始めて十年以上は経っていると思います。
元々は、テレビの健康特集の番組で、心臓に良いと言っていたのを聞いて、「ほ~」と思ったのと、一般的なサラダ油などは薬剤で油を抽出しているのを知って、油を替えたいな、と思っていたことから、油を替えることにしました。
オリーブ油には「オレイン酸」が含まれていますが、これに血管の詰まりを防ぐ働きがあるそうです。
我が家は、母が狭心症の発作や不整脈を起こすことがあったのですが、オリーブ油に切り替えて3年位した後、症状が全く出なくなりました。
詳しくチェックしていた訳ではないのですが、「そういえば、最近発作や不整脈のことを全く言わなくなったな」と思って尋ねたところ、本人も気づかない位、ずっと発作等がなかったんですね。そして今に至っています。
オリーブ油で、こんな食事をしています
オリーブ油は風味も好きです。「オリーブ色」というと、実の方の色でしょうか、くすんだ緑ですが、油の方は黄金色ですね。あの色も好みです。私は全く飽きが来ないので、ほぼ毎日している炒め物はオリーブ油を使うことが多いです。
私は、炒め物で使うことが一番多いですが、サラダなどにも使っています。
お豆腐とレタスやサラダ菜、胡瓜、水菜、ミニトマトなどを混ぜたものに、醤油・かぼす汁・オリーブ油をかけると、かなりの量でも食べられてしまいます。
焼いていないパンに浸しても美味しいです。焼いたパンに塗っても美味しいですが。茹でた、または、蒸したじゃがいもに、塩とオリーブ油をかけて頂くのも美味です。
外国の方で、「納豆が苦手だったけれど、オリーブ油をかけたら食べられるようになった」というのを聞いて、「美味しいのかな?」と思ってやってみましたが、これは私には合いませんでした。
納豆は、普通に頂く方が美味しいです。
他にも、体に良いと言われる油、亜麻仁油やエゴマ油なども摂りたいところですが、熱に弱く酸化しやすいので、扱いが難しかったです。インカインチオイルも試してみたのですが、味が苦手でした。
そんなこんなで、オリーブ油に落ち着いています。気づけば、ほぼ毎日摂取しています。
1冊だけ、お医者さんで「日本人にはオリーブ油はよくない」と書いた文章を本屋さんで立ち読みしたことがありますが、我が家には合っているようです。毎日口に入れる主食・油・飲み物などは、特に納得がいくものにしていきたいですね。
パレスチナ産のオリーブ油
アイキャッチ画像のオリーブ油は、自然食宅配の「大地宅配」で取り扱っているものです。このオリーブ油はパレスチナ自治区で作られています。
オリーブ油というと、スペインやギリシャ、日本の小豆島等が思い浮かびますが、パレスチナでは紀元前4千年頃から、オリーブ油が色々な用途で使われてきたそうです。
紛争で人々の生活が脅かされているパレスチナですが、今も懸命にオリーブ油が作られています。因みにこちらを購入すると、購入代金の一部が積み立てられ、パレスチナにオリーブの苗が送られます。現地の雇用支援にもつながるそうです。
大地宅配では他のオリーブ油も扱っていますが、我が家はパレスチナ産がお気に入りで、ほぼ1ヶ月に1本の割合で買っています。他のオリーブ油も試してみたのですが、風味がこれが一番良いように感じられました。
そういえば、やはり紛争地帯となってしまった、シリアの「アレッポの石鹸」。こちらもオリーブ油、そしてローレル油で作られています。
石鹸の内側が風情のある緑色でした。普通の石鹸って、1色だと思いますが、アレッポの石鹸は外側が象牙のような色で、中側が緑色です。オリーブ油に良い思いをさせて頂いているので、オリーブ油を作っている所にも、良いことがたくさん起こってほしいです。