インタビュー・体験談

変形性股関節症でも楽しくマラソンできるようになった〜食事編〜

☆まずは食事☆

 

毎日の食事はとても大切だ。

私たちのカラダは、毎日食べたもので作られている。
だから食材は良いものを選びたいものだ。

最近はコンビニやスーパーなどで惣菜が売られている。
働く者にとってはひと手間助かる。
だからと言ってそれを毎日のおかずにするのはどうだろうか。

 

そこで売られている食べ物は長持ちするように、濃い味付けになっているし、発色のため、白い色をたもつため、新鮮さを保つために、、、

あげればきりがないほど添加物が使われている。

 

表示を見ると、添加物が恐ろしくなる。
そんなものを日常的に取り入れていたら、いったいどうなってしまうのだろうか。

漠然とは良くないことと思っていても、なかなか良いものを手に入れることは難しい。
それならば、せめて、毎日の食事は手作りを心がけることだ。

 

安全な食事をとる糸口となったのは・・・これだった

 

食に気を付けるようになってからは、ソーセージやハムなどが買えなくなってしまった。
結構すきだったのだが・・・・。
食品売り場で成分表を見ると、恐ろしくてとても買う気にならない。

以前お弁当を作っていた時は、便利だからと冷凍食品やレトルトも使っていた。
今から考えると恐ろしいが、冷めても美味しかった。

その味にも慣らされていたのだ。

 

5年ほどは冷凍食品満載のお弁当を作り続けていた。
そして、ある日電車の中で息苦しく気持ちが悪くなってしまった。

 

それまでは一人でどこへでも出かけていたのが

一人ではどこへも行かれなくなってしまったのだ。
原因はそれだけではなかったと思うが、全くないとは言えない。

そして、それがきっかけで、拒食症のようになってしまった。
空腹は感じるものの、何かを食べようとしてものどを通っていかない。
ことわっておくが、決して、やせようと思ってはいなかった。

 

人間ドックで調べても全く原因がわからず、そんな状態が29歳から約1年ほど続いたのだ。
エネルギーが入ってこないのだから、いつも手足が凍りのように冷たかった。

いろいろな療法を試してみたが、一向に改善せしなかった。
ヨガも行ってみたが、瞑想が瞑想にならず、自分の体に余計に敏感に集中してしまい、体調がますます悪くなった。

その時に、同じスタジオでまだ日本に入ってきて間もないエアロビクスのクラスがあることを知り、トライアルクラスをに受けてみた。

ノリの良い音楽に合わせて体を動かす、その間は、何も考えず振りに集中するだけ。
数週間のうちに、不快だった状態はたくさんの汗とともにどこかに消えてしまっていた。

それと同時に食欲もすこしずつ戻ってきたのだ。

 

こだわりの食紹介

カラダが良い状態になってくると、少しずついろいろなことに挑戦できるようになってきた。
そして、私がますます食にこだわるようになったのは、今から3年ほど前のあることがきっかけになっている。

股関節痛緩和のためにいろいろ試行錯誤していた時に、その人Uさんと知り合ったのだ。

Uさんは、今までの仕事をすべてたたんで、ビーガンレストランを開店しようとしていた。
それで、Uさんが食にこだわった店をオープンするときに、募集していたお手伝いに応募をしたのだ。

交通費も給料もなし。

いただけるのは、「無農薬、無化学肥料の野菜」と「まかない」だけ。
それでも、なかなか手にすることが難しいオーガニックな野菜が手に入ることと、今まで私が知らなかった食材の調理法を目の当たりにできること。

元来の食いしん坊の虫も加わって、その報酬に食いついたのだ。

 

その時に初めていただいた野菜の味はなんとも甘く味わい深かった。
カラダや内臓が疲れている時は、乾いた土に水が染み込むようにすっーと入ってくる。

体調の回復が早まるのを感じられた。
せっかく、自分の希望の体を手に入れようとするのだったら、それと同時に良い内容の食べ物で体の中から作り変えたいものだ。

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星野美智子
星野美智子
痛い!がすべての始まり わがままシニアの独り言