モチベーション

「失恋」と「筋トレ」の共通点

実は私、谷けいじさんの3ヶ月のボディメイクプログラム(BMA)に参加しているその最中に失恋を体験しました(涙)。
そんな体験から感じたことを赤裸々に書いてみました。

 

筋トレはきつい!

BMAのトレーニングは半月に一度、トレーニングメニューが更新されます。

参加者それぞれ現状の体力には違いがあるので、男女でもメニューの強度が変えてあるし、体力のレベル別でも強度が少しずつ変えてあります。

自分の現状に合った強度のトレーニングメニューに取り組むわけですが、それぞれのレベルであってもやっているうちに体は段々と強くなってゆくので、半月で更に強度の高いメニューに更新するようになっているんです。

頑張ってやっていると毎回やる度に少しずつ、前回よりもちょっと楽にこなせるようになっているのを体を通して実感します。

やっと筋トレに慣れてきて、大分こなせるようになったなあ、体が強くなったなあと感じた頃に、鬼のように新たなもっとキツイ筋トレメニューに更新されます。

そしてその新しいメニューに切り替わった時がきついんです!

ホントに!!

もう、『無理~!!』『死ぬ~~!』と叫びながらやるわけですよ。これはもう、しょうがないです。私がBMAに参加してはじめてちゃんとした指導のもとでトレーニングをしたことで、体を通して学んだのはこういう体験でした。

お金を払って指導を受けて実践するからこそ得られる大きな価値の一つだと思います。

 

そして失恋・・・(涙)

トレーニングも3か月目に入った頃、失恋ですよ。失恋体験というものは程度の差はあれ辛いですよね。昔から落ち込むとなかなか浮上出来ないタイプの私にとって、相当にしんどいヘビーなものでした。

失恋なんてどうしたって無条件で辛くてしんどくて、ダメージを受けます。

恋愛から長いこと遠ざかっていたブランクもあったし(なんと四半世紀振り!)、打たれ弱い私には立ち直れないくらいに大きなショックを受けました。

BMAのラインでの報告の際にそのことを書いたら、返信予定の日でないにもかかわらず谷さんが励ましの返信を送ってくださったことが、今も印象に残っています。

 

筋トレと失恋に共通するものとは?

そんな打たれ弱い私でも、この時に感じたことがありました。

『これって筋トレと同じだ』

新しく更新されてレベルアップしたメニューを始めてやった時のしんどさ。

失恋もそれと同じだ、そう感じました。

まあ感覚的には、ひと月飛ばして翌月のメニューをいきなりやってしまったくらいの、鬼のようなしんどさではあるけれど。

でも、同じじゃん。

しんどいし辛いけど、きっとここからまた回復して強くなれる。筋トレに取り組んだことで、頭ではなく実感としてそう感じることが出来ました。

失恋の辛さを誤魔化すことなく、真正面から受け止めることが出来たように思います。

 

考察

BMAのトレーニングを通して色々な変化がありました。体力がついてきて、何となく元気になって、何となく堂々と振舞えるようになって、何となく自信がついてきて。

そもそも私は長いことずっと恋愛を避けてきました。

自分に自信がないのもそうだけど、いまさら自分が真剣になって深く傷ついてしまったらもう立ち直れない、そんな無意識的な防御をしていたのかもしれません。

自分から彼女に対してアクションを起こすことが出来たのには色んな要因はあったけど、トレーニングで自分が変わってきて、自分がすこし好きになれて、何となく自信がついてきた感覚があったから、というのもあったと思います。

そして失恋というヘビーなダメージも、筋トレのしんどさと同じように受け止めることが出来ました。

もちろん百戦錬磨の達人のようにはいかず、その後も辛い思いをひきずりながらの苦悩はありましたが、筋トレを通して学んだことは私にとって大きなことでした。

『筋トレは人生の縮図』とは谷さんから聞いた言葉ですが、私も谷さんの指導を受ける中で筋トレを通じてそんなことを学びました。

 

読んでくださった方に何か少しでも参考にでもなれば幸いです。

ABOUT ME
中川 一成
中川 一成
長いこと体のケアに関わる仕事に携わってきました。心身共に虚弱コンプレックスを抱えてきた経験から体と心の健康には人一倍関心があります。 趣味は素敵なカフェを見つけること。珈琲を淹れること。