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パーソナルトレーニングで結果あり!フィジカルから見た2つの利点

パーソナルトレーニングで得た「効率」

「効率よくやれる方法があるのでは?」というのが、パーソナルトレーニングを受けた理由の一つでした。

ここで「効率が良い」というのは、効果を上げるための時間や労力のムダが少ないことです。

決して、楽して効果をあげることができる、という意味合いではありません。

実際に競技するかどうかは別にして、引き締まった、アスリートのような体型を得たければ、アスリートに準じたトレーニングをする必要があります。体型が緩んでいるなら、それなりにキツイことをやることになることは覚悟しないといけません。

効率のよいトレ―ニング方法がなぜ生み出せるのか?その答えがありました。

 

トレーニングメニューの提示=経験的知識

自分でやっていた時と比べて違ったことは、トレーニングの種目、重点的に強化する部位、インターバルの取り方、有酸素運動についての考え方、非常に多くありました。

今までは、自己流でしたが時間と労力はかけていたつもりでした。

しかし、この3か月集中してパーソナルトレーニングを受けてみると体型の変化の度合いには歴然とした差がありました。

 

筋肉の性質とトレーニング

少し具体的な例をあげます。

筋肉は、過負荷をかけることによってダメージを受けます。その修復のときに、元通りよりも大きく強くなる、という性質があります。

ですが、負荷がかからない状態が続くと、しぼんで弱くなっていきます。そうした性質を考慮すると、筋トレをするのは週2-3回がよい、といわれています。

そのサイクルで、大きく強くなった筋肉には、さらに負荷をかけないと過負荷になりませんから、いずれかの時点で負荷を上げることになります。

ここで、どのくらいの負荷の上積みを、いつするのか、という問題が発生します。負荷をかけすぎたり、間隔が短すぎるとケガをする恐れもあります。逆に、負荷の上積みが少なすぎたり、間隔が長すぎると、結果を得るまでの時間がかかります。

 

最適な負荷をどうかけるか?

自分で最適なものをみつけるのは大変ですが、パーソナルトレーニングではトレーナーさんの経験的知識として、負荷の差、時間的間隔ともにメニューの変更という形で提示されるので、それに従えばよい、となります。

もちろん個人差がありますが、より段階的に進めていくのであれば、急にきつくなって継続できない、ということは起こりにくいです。

実際、私の受けた3か月の最終段階でのメニューの内容を、最初に提示されていたとすると、とてもこなせませんでした。

最初は軽い負荷のトレーニングから始めて、だんだん負荷を上げていくという形をとるので、やっていくうちに慣れてきて、最初はキツかったことが、普通にこなせるようになっていきました。

その頃に、次のメニューが提示される、という感じでしたので、遠回りした感じはありませんでした。

考えてみると、普段から沢山のトレーニング指導をされているトレーナーさんは経験的蓄積が膨大であること。

この経験値が、トレーニングメニューであり、自分1人で試行錯誤するよりも、回り道の可能性はずっと低くなることを実感しました。

 

時間を買う

 

ジム通いでも、自宅でやっても、系統立ててやっていかないと、体重を減らしたい、体型を改善したい、筋力をつけたい、などなかなか思うような結果がでにくいと思います。

それで、もっと負荷を大きく、とか、セット内の回数を多く、とか、通う回数を増やす、とか、いろいろやって、しんどい思いをするわけです。

また、筋トレの種目の組み方自体が目的にあっていない場合なども、結果が伴わないことになります。

「結果が伴わない、しんどいこと」を続けていくのは、目的意識がしっかりしていても難しいですよね。

仮に続けていったとしても、試行錯誤の段階を伴うので、思う結果が得られるまで相当の時間がかかることになりそうです。

時間と労力のムダが少ないことはわかるけど、お金がかかるし、、、とお考えの方もあるかと思います。

たしかに、ある程度の額にはなります。ですが、トレーナーさんの経験や知識と併せて、自分の時間を買う、と考えると、出す価値はあると思います。

トレーナさんのアドバイスをもらうことで、試行錯誤の段階をスキップすると、大幅に早く結果が得られ、満足感も出てきます!

ABOUT ME
内海朝喜
内海朝喜
呼吸器外科専門医。 筋トレをしながら、また、臨床現場での仕事をしながら、ふと思うことなどを書いてみます。