モチベーション

トレーニングを継続するために私が実際行っているおすすめマインドセット

こんにちは!
からだカレッジアドバイザーの後藤優子です。

ダイエットのために筋トレやランニングを始めた皆さま、継続できていますか?

今回は、私の経験から、トレーニングする時の心の置き方について書いてみます。ちょっとした視点の違いで、トレーニング効果がかなり変わってきますので、是非読んでみてくださいね!

エネルギー消費のためのトレーニングは、精神を消耗させる?

トレーニング、特にダイエットのためにトレーニングとなると、どうしても、「エネルギーを消費すること」に視点を置きがちです。

〇Kcal消費しなきゃいけないから、▲Km走らなきゃ!
スクワット〇回!
腕立て伏せ〇回!
腹筋〇回!!

などと、痩せるために沢山運動して、消費カロリーをできるだけ多くしようとしますね。間違ってはいないのです。でも、エネルギーを「消費するための」トレーニングって辛くないですか?

もちろん最初に目標を立てた時はきっとやる気に満ちていて、トレーニングを順調にできたことでしょう。でも、しばらくしているうちに特になかなか成果が出ない場合、楽しくなくなってきませんか?

私は段々とつまらなくなってしまいました。「エネルギーを消費させるために運動をする」という意識だと、必要以上に疲労感を感じたり、食欲増進に繋がったりしてしまうのです。

消費のためのトレーニングは、無意識に疲労感やストレスを増大させ、精神的に消耗させます。

終わった後は、達成感ももちろんありますが、「あ~やっと終わった~」「疲れた~」となり、食欲も増進させてしまいます。「頑張ったから、沢山食べよう」「ご褒美」などと言って。

もちろん、トレーニングしたのですから、肉体的疲労はあるでしょうし、必要な分食べなければなりません。でも、あれ?消費するトレーニングのはずが、結局必要以上に食べてしまってはいませんか??

更に消費・消耗のためのトレーニングというのは、疲れるイメージがあるので、やるのが億劫になってくるのです。

そのため「やらなきゃいけない」と思っているのに、逆に「やりたくない」「面倒くさい」に繋がりやすくなります。

これは、頭で考えていることと行動が伴わないので、とてもストレスになります。

よっぽどの体育会系な方は、消費・消耗に視点を置いたトレーニングでも燃えていけるかもしれません。(そういった方は、きっとダイエットが必要な体型ではないでしょうね。)

しかし私は基本のんびりだったり、マイペースなので消費・消耗に視点を置いてガツガツトレーニングするのは、継続が難しいのです。

でも、実は別の視点があったのです。

自分を高めるためにトレーニングする

消費・消耗ではなくて、本当は、トレーニングによって、肉体的・精神的エネルギーは「高まっている」のです。

トレーニングを続けていれば、筋肉がついたり、タイムが早くなったり、何かしらの結果が出てきます。数値的に変わらなくても、目には見えない細胞レベルから身体に変化が起きています。それは、自分が行動したことによって起こせた変化なのです。

更に具体的に書いてみます。例えばランニング。走っていると、身体の血液循環が良くなり、心地よい汗が出てきます。身体に不必要なものを出せるので、汗をかけるということはとても有難いことですよね。

そして走りながら、今の自分の状況を考えてみます。

走ろうと思える心があって、走れる足がある。

家族が元気で、走る時間を作ることができる。

太陽が照らしてくれて、風が背中を押してくれて、草花が香っていて、鳥が鳴いていて・・・そんな走る場所がある。

一見当たり前の幸せもしっかり感じながら走っているとちょっと辛くても、ふっと前に進めます。走り終えた後も、達成感や充実感でいっぱい。

これって、エネルギーを消耗するというよりエネルギーを高めていませんか?

もちろんランニングを継続していければ、少しづつ走れる距離が長くなったり、
タイムが短くなったり、自分の体の進化も感じます。

トレーニング後の仕事や勉強がはかどるという経験をされる方も多いでしょう。

つまり、本当はトレーニングで、自分のエネルギーを高めているのです。

そこに意識を持ってきていると、必要以上の疲労感や空腹感がありません。

もちろん回復のために必要な食事と休養は摂りますが、消費・消耗に視点を置いていた時に比べて、適正な必要量になります。

視点変えるという、ほんのちょっとのことで、結果的に、体重や体脂肪率は落ちて来ます。

トレーニングを行う前の心理的にも、消費・消耗の時は、なんだか心が重いのです。
嫌々こなすという感じです。

ところが、自分を高めるためにやる、自分のエネルギーを上げるためにやる、
という意識だと、逆にトレーニングしたくなるのです。楽しくなります。

当たり前と言えば、当たり前ですね。

嫌々やっている時は、実は私はiPodで音楽やラジオを聴いて、気を紛らわしながらなんとかトレーニングするといいう感じでした。

でも、自分を高めるためのトレーニングと気付いた今は、iPodは必要なく自分の五感や六感さえも使って全身でエネルギーを取り込んでいる感じです。(「音楽などを聴いてはいけない」という意味ではなく)

ランニングなどトレーニングそのものを楽しんでいるうちに、結果的に、体重が減ったり体脂肪率が落ちたり、そしてタイムが上がったり、走れる距離が伸びたり・・・

どこに心を置くかが重要

人によっても違うと思いますが、もしトレーニングがうまくいっていないとしたら、
心の置き所を考えてみても良いかもしれません。

トレーニングは決して、身体を消耗させ破壊していくものではありません。トレーニングをすると、肉体的にも進化して、精神的にも向上するのです。

つまり、「トレーニングは自分を高めてくれるもの」なのです。トレーニングすれば、進化した自分になれる。それなら嬉しいし、今日も頑張ろう!と思えます。

トレーニングを「やらなきゃいけない」ではなく「やりたい」に変わるでしょう。

昨日の自分より今日の自分。今日の自分より明日の自分。そういう意識でトレーニングを楽しんでいるときっと精神的な疲労感が減り、結果的に、ダイエットにも成功するに違いありません。

「自分を高めるためのトレーニングをする」

ここに心を置いていれば、自然とトレーニングが継続でき、結果も付いてくると、私自身感じています。この記事がトレーニングをする皆さまに、少しでもお役に立てば嬉しいです。

ABOUT ME
後藤優子
後藤優子
ランニングとベジ料理が趣味。 だったのですが、もうひとつ増えました。 筋トレ。