食事

プロテインの種類とオススメのプロテイン「プロテインパウダー」

プロテインとは?

プロテインというのはタンパク質を英語で読んでいるものであり、サプリメントとして流通しているものは。。。
実は「プロテインパウダー」と呼ばれるものです。

そのプロテインパウダーについてのお話をいくつか。
中学生から飲めるときは飲み、ボディメイクに目覚めてからは専らサプリメント・栄養素オタクになりかけている山中がそれを紐解いていこうと思います。

 

プロテインの種類と、プロテインパウダーについて

プロテインの種類は様々ですが、今日は代表的なミルク(牛乳)を分解して作るプロテインパウダーについてご紹介します。

 

☆ホエイプロテイン

一番メジャーであり誰でも手に取りやすいものだと思います。
こちらは牛乳をチーズやバターを作る工程にて濾したもののあまりの部分です。

吸収するまでにかかる時間は大体2−3時間。
またホエイには様々なタイプのものがあります。ホエイプロテインが一番オーソドックスなのでホエイに関して詳しく書き綴っていきます。

 

ホエイコンセントレート/プロテインの種類1

…タンパク質含有率80%以上のもの。濃縮乳清タンパク質と言われ、乳清に含まれるビタミンやミネラルを多く残す。

ホエイアイソレート/プロテインの種類2

…タンパク質含有率90%以上のもの。分離乳清タンパク質と言われ、コンセントレートで分離されたタンパク質をさらにイオン交換して作られます。

ホエイハイドロリセート/プロテインの種類3

…タンパク質含有率95%以上のもの。加水分解乳清タンパクと言われ、微生物などに含まれる酵素を用い、コンセントレートをペプチド状態に分離したもの。

 

ホエイプロテイン3種の違い

化学が得意な人には簡単かもしれませんが、さて上記の三種類で何が違うかはもう一目瞭然ですね。
含有率!です。
また含有率が高いとなると純粋に他の炭水化物や脂質等が少なく減量期のタンパク質メインの栄養摂取にすごく使い勝手がいいです。

ただ価格も含有率が高くなればなるほど高くなるのは言わずもがな。。。

しかし次のは大きいですよ。
乳糖不耐症の方でも含有率が上がるとお腹のゴロゴロが消えたり、吸収が早まる感覚が私にはありました。あくまで個人的な意見ですが。私もお腹弱いですので参考程度に。

筋肉を付けるとなると、ビタミンB6が重要だったり、日々のトレーニングにおいて体調を崩しやすい方・気にする方はビタミン・ミネラルの含有率の高いコンセートレート。
減量、純粋なタンパク質が補給したい方にはそれ以外をオススメいたします。

 

☆カゼインプロテイン

カゼインはホットミルクを作る際に表面に張る膜を取り出したものになります。もちろん温めて膜を剥がして。。。

ちゃいますね(笑)特別な製法で取り出すようです。

カゼインの吸収時間は5−8時間だと言われます。
含有量は約80%。特徴は不溶性で溶けにくく、溶かす水・ミルクの量が少ないとババロアみたいになります。デザートのように食べることもできます。

吸収時間が長く緩やかなため、就寝前に飲み寝ている間のカタボリック防止に役立ちます。
また満腹感が持続しますので間食にすごくおすすめです。

 

プロテインのオススメの選び方

プロテインを選ぶ際にはアミノ酸表記を必ず確認しましょう。
私の経験上、安価なプロテインには落とし穴があったりします。。。

タンパク質含有量が80%を超えていようと筋肉を構成したり、リカバリーしたりするものがどれだけ含まれるか。BCAAやEAAなどです。

多くの安売りのプロテインはタンパク質含有率に目がいってしまい、見逃しがちですがよくアミノ酸を見ていると、睡眠を促進するグリシン・タウリンやトリプトファン等の安価で仕入れられるものを結合させて売られるものがあります。

着目すべきは先に挙げたBCAA・EAA・グルタミンです。
BCAAは抗カタボリック効果。
EAAはアナボリック促進。
グルタミンは非必須アミノ酸で体内で生成することができますが、身体のアミノ酸のおよそ70%グルタミンですので不可欠です。

山中のオススメのミルクプロテインパウダー

・オススメのホエイ
1:オプチマムゴールドスタンダード
2:バルクスポーツビックホエイ・アイソプロ

・オススメのカゼイン
1:オプチマムゴールドスタンダード
2:バルクスポーツビックカゼイン

・オススメのハイブリットタイプ(ホエイ+カゼイン・・・長時間吸収型頭打ちはカゼイン同様)
1:シンサ6
2:コンバットパウダー

次回プロテイン購入の際は参考にして見てください。

ABOUT ME
山中 祥輝
山中 祥輝
パーソナルトレーニングジム REBELS所属 パーソナルトレーナー Freelancer 日本体育大学 体育学部 健康学科卒業 専門分野 発育発達・健康教育学系・スポーツ医科学系