こんにちは、『からだカレッジ』で執筆をしている北村こうきです!
いつも最後まで記事をお読み頂き、ありがとうございます!
(過去の記事はこちらから→『過去の記事一覧』)
皆さんは、食べることはお好きですか?僕は昔から両親によく食べさせてもらえたお陰か、今でも食べることが大好きで、かなりの大食いです(笑)
そんな僕たちの身体は“食べたもの”から作られています。甘いものが好きだからといって、お菓子ばかり食べていたら、それは太るわけですし、病気のリスクも上がるわけです。しかし、身体に必要な栄養素を知って、知識を持って食べて入れば、良いコンディションで生活が送れることはお分かりでしょう。
一つ一つの食べ物は栄養素の集合体です。あなたは『五大栄養素』は何ですか?と聞かれて、パッと答えられますか??
一生涯付き合っていく、大事な身体だからこそ、取り入れる栄養素の役割を勉強していきましょう。今回は、五大栄養素の中でも、僕たちが生活をする上で大事なエネルギー源になる『炭水化物(糖質)』についてお伝えしていきます。
普段の活動に欠かせないエネルギー源
炭水化物は大きく分けると2つあります。それは、消化・吸収される糖質と、消化・吸収されない食物繊維です。普段、お仕事や家事など、生活を送る上で身体を動かすエネルギー源として炭水化物は欠かせません。
このエネルギーが不足してしまうと、パフォーマンスが落ちてしまったり、頭の働きが悪くなったり、不足分を補おうと筋肉を分解してエネルギーを作り出していきます。筋肉を普段から鍛えている人からすると、嫌なお話ですね^^;
糖質とは、どんな働きをしているのか?
栄養素の中では最も使いやすいエネルギー源で、1gあたり4kcalとなります。糖質は消化吸収されると、単糖類であるブドウ糖に分解されます。ブドウ糖は血液を流れて、様々な細胞へと運ばれていきます。また、僕たちの脳はエネルギー源として糖質(ブドウ糖)しか利用できません。
脳は体重の2%ほどの重さだということはご存知でしょうか?
しかし、1日の消費エネルギーは生体の20〜25%程度を占めています。それによって、血糖値が下がっても肝臓のグリコーゲンがブドウ糖に分解されたり、筋肉が分解されてブドウ糖を構成する仕組みが備わっていて、常にブドウ糖が供給されていくようになっています。これは、運動時でも糖質が不足していると同じことが起こります。
糖質摂取量の過不足による身体の影響とは?
糖質の摂取量が不足すると、疲労倦怠感や、筋肉が減少していくことがあります。しかし、摂り過ぎた場合は脂肪として身体に取り込まれやすく、体脂肪増加に繋がるので注意が必要です。
糖質の種類を見てみましょう!
<単糖類>
グルコース
フルクトース
ガラクトースなど
<少糖類>
・二糖類(単糖類が2つ結合したもの)
・三糖類など
・多糖類(10個以上の単糖類が繋がったもの)
糖質が不足してしまうと・・・
身体から糖がなくなると生命活動が止まってしまいます。なので、身体にはたんぱく質や脂質から糖を作り出します。つまり、血液中の糖が不足すると、筋肉を分解して糖を作り出す仕組みがあるので、筋肉作りのためにも糖質をしっかり摂取することが大事です。
また、筋トレのエネルギーとして糖を使うので、筋トレ後は吸収の早いGI値の高い食品を摂取すると、グリコーゲンの回復には適しています。例えば、食パン・フランスパン・ジャガイモなどが挙げられます!
まとめ
いかがでしたでしょうか?身体を動かすエネルギーとして糖の重要性はお分かり頂けましたでしょうか?
糖質は筋肉作りにおいても大事な栄養素です。しかし、摂りすぎると脂肪として身体に蓄えられてしまうことがあるので、摂りすぎには注意が必要です。筋肉をつけていきたい方は、運動後(筋トレ後)にたんぱく質+糖質を取り入れてみてはいかがでしょうか?今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
『からだカレッジ』
執筆者:北村 こうき