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パーソナルトレーナーの谷けいじです。
2017年9月18日、これから大ヒットする予感満載の
新エンターテイメント競技”KuroOvi (クロオビ)”に参加して来ました!
SASUKEのプロディーサーが創ったKuroOvi とは?
まずKuroOvi を語る上で外せないのが国民的人気番組”サスケ”です。
このKuroOvi はなんと、「SASUKE」「Ninja Warrior」を生み出したコンテンツクリエイター、樋口潮氏が創りだした新スポーツエンターテイメント。
サスケと大きく違うのはそのコンセプトです。
KuroOvi のイメージを見てわかるように、ロボットに街を壊滅状態に追い込まれた世界で、愛された人が助けを求めるゴールまでレスキューに向かうという設定。
なのでスタートの言葉も「レスキュー!」で始まります。
KuroOvi の賞金がすごい!
50歳以下、50歳以上、男女の4カテゴリーに分けられ、各カテゴリーの優勝者には150万〜250万円の賞金が!
これを見て
「賞金ではなく名誉のために走ります!」
みたいなこと言う人は絶対ウソ付きですね。笑
後述しますが、コースはどれもサスケを彷彿させる難関なものばかり。
果たして無事に愛する人の元にたどり着くことができるのか!?
まずはKuroOvi 会場へ!
ということで、まずはKuroOvi 会場のある成田まで。
集合が朝7:30成田空港のバスターミナルということで、始発で品川を出発。眠い。
成田空港第一ターミナルのバス停から30分程度離れた工場地帯に移動します。
立派なバスでお出迎え!
KuroOvi 会場に到着!
バスに揺られること30分、KuroOvi 会場に到着しました。
バスに乗る時から薄々感づいていましたが、、、「屈強」という言葉がふさわしい強そうなお兄さんがたくさん!!
肩をすくめながらバスを降りるとすぐに選手受付を行い、健康診断を行なってから着替えへ向かいます(書類を渡しただけ)。
着替え終わるまで到着から10分。非常にスムーズです。
着替え後は併設されている選手控えテントで次のアナウンスを待ちます。
KuroOvi は海外配信向けとのことで、カメラと英語が飛び交います。
ちなみに・・・
僕はゼッケン3番、つまり開始直後の順番でした。
”先に出る人を参考にして挑もう戦略”がこの時点で儚く散りました。
やるしかない!ということで張り切ってウォーミングアップをしていると、
「気合入ってますねー!」
と、さきほどのカメラさんがやって来て取材がスタート。
「谷さんは誰のために頑張りますか?」
とのベタベタな質問に
「妻と生まれてくる子どものために頑張ります!へへへ。」
と、ベタベタな答えをお返ししました。
一緒に出場した山中トレーナーも質問ぜめに。
取材も終わり、テントで他の出場者たちと話していると
「選手はガイダンスを行うので会場内に移動してください!」
のアナウンスが。
テントを出て、ついに会場内に入ります。
すごいアトラクションとすごい人!
みんなザワザワしている中、KuroOvi 出場者向けガイダンスがスタート。
反則になることや注意点を全員で確認していきました。
実際に間近でセットを見ると、その大きさに圧倒されました。
SASUKE顔負けに豪華顔ぶれのKuroOvi
・リオ五輪10種競技メダリスト
・SASUKEの常連さん
・Ninja Warrior(アメリカ版SASUKE)の初代完全攻略者
などなど、名だたる猛者が参加していました。
え?りゅうちぇる??
ちなみに僕が参加した9月18日は、3日間開催されたKuroOvi の最終日で、すでにNinja Warrior 初代攻略者によって「1分45秒」というタイムが前日に出ていました。
あのコースを2分以下って・・・
さすがNinja Warrior 攻略者。
しかし!そのタイムを抜かないと優勝できません。(250万!)
ということで僕は完走ではなく、優勝を狙いにいくことを腹に決めてスタートを迎えるのでした。
いよいよKuroOvi 本番スタート!
緊張感が高まる中、いよいよKuroOvi 本番がスタート!
しかもゼッケン1番が欠場だったため、僕は繰り上げで2番スタートに。
1番目の人に
「頑張りましょうね!」
と言われたのに対して
「そうだすね!」
と緊張して思わず田舎者モードの挨拶を披露して順番を待ちました。
いよいよ自分の番!
1番目の人が後少しでゴールというところでタイムアップになったのを見届けて、いよいよ僕の番。
しかしもうこの時は緊張もなく、大成功のシュミレーションをしながらスタートを待っていました。
もともと体操選手だった頃に監督から
「旗が上がったら世界一の選手だと思って思い切りれ!」
との教えが今に生きているようです。
そしていよいよスタート!!
まず初めのSPIRAL ROADは思い切り助走をつけて大ジャンプで飛び渡ります。
その流れでDOOR LADDERに向かってジャンプ!
急いで板の角っこを掴み、懸垂のように上の板に渡っていきます。
その先はROPE WAY 。
なるべく素早く手を動かしながら前進して体力の消耗を防ぎます。
が、結構腕がきつい!
そして侮れないBRAIN PANIC!
これのためにペンをポケットに入れていて、手に書いて計算しようとするも汗で数字がかけない!!
ということで落ち着いて計算してクリア。
ホッとしたのもつかの間、今度はMETRO です。
ここでは途中で出る5桁の数字を覚えながら、なるべく急いで猿のように進みます。
そこをくぐり抜けるとFALLEN LADDER BRIDGEが出現。
1点集中で渡りきり、先ほどの5桁の数字を入力すると扉が開きました。
そして次のRAIL TRACKに魔物が潜んでいました。
このコースは橋が180度回転するので、回転した橋にぶら下がって雲梯のようにクリアするのですが、優勝に向けてタイムロスしてしまった分を巻き返すため、僕は賭けに出ることにしました。
橋が回転を始めるのに合わせてそのまま走り抜けて飛び降りる作戦を実施。
思い切って飛ぶも、下がっていくハシゴに最後のひと踏ん張りが出来ず・・・
次の瞬間には「ドボン!」と水の中でした・・・。
悔いはなし!?
「も一回やらせてくれーーーーー!!!!」
と1万回くらい水中で叫んでインタビュアーの待つプールサイドへ。
インタビューでは
「いやー残念でしたねー!」
と爽やかぶりましたが、内心あーしとけば良かった、こーしとけば良かったのオンパレードでした。
しかし、今回は優勝を狙ったアタック。
そう言う意味では思い切ったトライが出来たのは良かったのかもしれません。
・・・いや・・・やっぱり悔しい!
ということで今回、KuroOviは記録なしに終わりました。
KuroOvi に出場してみて
実際に見るKuroOvi のセットは、映像で見るよりずっと大きく感じました。
そして”やる”と”見る”では大違い。
正直、今回最後まで行けていたとしてもタイム的に上位に入るのは難しかったでしょう。
でも何事もそうですが、何度も挑戦すれば上手になるもの。
次回の開催までにさらにレベルアップして挑むことを胸に誓いました。
個性的な友達もたくさん出来ました。
KuroOvi に出場したい人に一言
今回が初回イベントということで、今後も定期的に開催されていくようです。
KuroOvi は海外向けコンテンツなので、良い成績を挙げれば一気に世界的に有名になることも夢ではないかもしれません。
そのためには何と言っても体を鍛え上げること!
特に
・引く力(けんすい、ロープ登りなど)
・ジャンプ力
・バランス力
は必須の能力と言えるでしょう。
ジムでウエイトトレーニングだけでもダメ。
走るのが早いだけでもダメ。
その両方が”掛け算”で強い人がKuroOvi を制すると感じました。
ということで、サスケを超える黒帯アルティメットヒーロー。
これから目が離せません!
あなたも次のクロオビに出場するために鍛えてみてはいかがでしょうか?